ブリッド創業時は知名度も低く、サーキットでの利用者はほとんどいませんでした。中部地方でのあるレースでは200台近い参加車両のうちブリッドのシート利用者はわずか1台という状況でした。しかしその状況が逆に、“モータースポーツで認められる高性能なシートを提供する”というブリッドの企業理念を生んだのです。
競技に参加するドライバーからのフィードバックをうけ、徹底的な改善を行いました。改善につぐ改善によりブリッドのスポーツシートの評判は徐々にあがると共に、サーキットで利用するドライバーも増え始めました。それらのドライバーからのフィードバックを聞き、更なる改善を繰り返すことで品質や性能がさらに向上していきました。現在もSUPER GTやD1グランプリに参戦中のブリッドを愛するトップドライバー達がテクニカルアドバイザーとしてブリッドシートの開発に積極的に参加しています。
ブリッドのスポーツシートは、様々なモータースポーツで多くドライバーに利用されています。SUPER GTはじめ国内殆どのモータースポーツのカテゴリにおいての装着率は1位です。(2015年実績)D1グランプリシリーズではドライバーの95%が採用、スーパー耐久シリーズでも55%を越える採用です。86/BRZレースやジムカーナなどでも数多くのドライバーに利用されています。 ブリッドのスポーツシートは、こうした多くのドライバーのフィードバックを元に更なる性能向上を目指し進化を続けます。