イベント情報や新製品、ブリッドからのお知らせです。
動画チャンネルの「BRIDE CHANNEL」もご覧ください。
【2025年JAF全日本ジムカーナ選手権第6戦 オールジャパンジムカーナ IN 奥伊吹】
ジムカーナ PN4クラス
成績:1位/9台
DL☆BRIDE☆UGRヤリス
津川 信次 選手
「超テクニカルな高難易度コースを攻略し、流れを完全に引き戻す4勝目を決めてシリーズに王手」
天下分け目のジムカーナ決戦!というサブタイトルがついた奥伊吹ラウンドは、後半戦に突入する全日本初開催の地。 イベント参加経験こそありませんが、自主テストで何度か訪れており、路面の癖は把握していることから、地元の利を活かして金曜日から優位な状態でスタートを切ることができました。
この週末はすべて晴天で、標高800mのスキー場のため日陰で風が吹くと涼しいのですが、日差しは強く、体力維持も重要な週末。今年はジムで鍛えていること、サプリメントを服用することで、総じて良好な体調で過ごすことができました。
金曜日からのテストはタイヤの残溝と内圧のメニューを実施し、最適解を模索します。
ここ奥伊吹の路面は少し変わっていて、フラットな表面でμは低いのが特徴。これに見合ったタイヤコンディションを探し出し、方向性を決定することに成功しました。
パイロンコースのイベントはミスコース防止を兼ねて、土曜日から日曜日に掛けては小変更なコース変更なのですが、今回はハイスピードから超テクニカルに大幅変更され、タイヤの高さと内圧は前日に決めた仕様から変更を余儀なくされますが、金曜日にいろいろテストしたこともあり、路面との相性を理解できていたので、変更仕様は悩まずFIX。 走りに集中することができました。
「最大の敵はパイロンタッチ」1本目はパイロンタッチに注意して、確実に走り切ることを目標に攻め、2位に0.8sのタイム差を付けてトップタイム。2本目は路面コンディションは良化し、軒並みタイムアップしており、自身の走行前までのタイムは0.3sまで迫られていたため、全開で攻めることに決めてスタート。完璧に走り切った! と思いましたが途中でパイロンタッチがあり、ベストタイム更新は幻となりましたが1本目のタイムで逃げ切り優勝で、4勝目を飾ることができました。
これでチャンピオン争いは王手となり、次戦、久万高原の美川ラウンドで優勝すれば4年ぶりのシリーズチャンピオンが確定します。 気負わず頑張っていきたいと思います。