約15年ぶりのフルモデルチェンジを遂げたSTRADIAシリーズは、サーキット走行で求められるホールド性能と日常使いで必要とされる利便性・快適性を併せ持つBRIDE独自の発想で生み出された新世代型リクライニングシート[セミバケットシート]です。デザイン、ボディシェル、フレーム、クッション、リクライニング機構に至るまで、BRIDEが40年にもおよぶモータースポーツシーンで培った経験と技術で作り上げた新設計のフラッグシップモデルです。
新設計のボーンフレームと、ZETAⅣのデザインを継承したモノコック構造のボディシェルは、ホールディング性能をより重視してショルダーに深く入り込んだ形状となってます。これにより、STRADIAⅡと比較して、フレームの耐荷重強度は200%、ねじれ強度は40%、バックレスト前突強度は15%向上しています。
これまでのリクライニング機構を一新、コンパクトでありながら、精度と強度は格段にアップしています。また、有段階調整にありがちなバックラッシュ(遊び)やガタを極限まで少なくし、より確実なホールド性と快適性を実現しています。
従来モデルはバックレストの角度調整がダイヤル式でしたが、STRADIAⅢより、操作性、利便性、耐久性、室内の省スペース化などを考慮し、ワンタッチ式リクライニングレバーを採用しました。
STRADIAシリーズはBRIDEの特許技術であるローマックスシステムを採用しているためタイトな座席スペースでもローポジション化が可能です。ステアリングとシートのセンターにオフセットが発生してもローマックスシステムであればオフセットをゼロ*にすることが可能です。(一部車種ではゼロにならないケースもあります)