1990年の発売以来好評を博してきたフルバケットシートの定番モデル。日本人の体型、骨格に合わせ、一般公道からサーキット走行、各種モータースポーツなど、あらゆるシーンでの使用用途、ドライバーの安全を考えてチューニングされたレーシングコンフォートモデル、それがZETAシリーズです。
ZETAシリーズは、日本人成人男性の平均身長 170cm前後、体重80kgくらいまでを想定した標準形状のフルバケットシートです。これまでに培ったノウハウをもとに、新たに鍛え抜かれたZETA IVは、多くの車種に装着可能でカテゴリーを問わずオールマイティに使用できます。また、160cm以下のスリムで小柄なドライバー向けのスモールチューニングモデル、VerioとVERIAもラインナップされています。
これまで使用してきたFRPシェル(グラスファイバー、アラミドファイバー)には、さらなる高性能素材を駆使することで、シェル剛性の15%アップを実現しました。また、身体に密着する座部腿部クッションでは、モールド(成型)ウレタンを新たに採用し、長時間運転での快適性と、耐久性を向上しました。
シェル形状を一新し、さらに背部クッションに縦スリットを入れたことで、従来品よりも、ヘッドレストから背中・肩・肩甲骨まわりのフィット感が向上し、適切なドライビングポジションを無理なく長時間保持し続けることが可能となりました。また、腿部を持ち上げた形状デザインにより、ハードブレーキング時や事故衝突時のサブマリン現象(乗員が前方下方向に潜り込む現象)を防いでいます。
ショルダー寸法を560mmに抑え、また、これまで、一部のフルバケットシートとリクライニングシートのみで採用していたLOWMAXシステムをZETAⅣにも新たに採用したことで、通常設計では困難であった「シートセンター=ハンドルセンター」をより多くの車種で実現させることができました。
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